先日今年もカメムシが大量発生するというニュースを見かけました。
洗濯物によくつくカメムシに悩まされている方も少なくないのではないでしょうか?
洗濯物を取り込むときに払ったつもりでも、中に潜んでいたなんてことも…。
そのカメムシが大量発生するだなんて考えただけでも恐ろしいです…。
そこで今回はカメムシの大量発生はいつまでなのかと駆除方法や効果的な対策について調べました。
・カメムシの大量発生はいつまで?
・カメムシの駆除方法は?
・カメムシの効果的な対策はある?
・カメムシの大量発生の原因は?
カメムシの大量発生はいつまで?
カメムシの活動が活発になる時期は最低気温が15℃~25℃程度です。
特に9月~11月は越冬に備えるため、えさを求めて天気のいい日には集団で行動するためカメムシ大量発生のピークを迎えます。
15℃以下になると冬眠の準備を始め10℃以下になると冬眠に入ります。
そのため11月ごろまではカメムシが多く見られます。
また、その時期に家屋に浸入してそのまま越冬することもありますので、カメムシの侵入には十分注意したいですね。
カメムシの駆除方法は?
カメムシの駆除方法を2つ紹介します。
- 凍結殺虫剤で駆除する
- ペットボトルで捕獲機を作って駆除する
どちらもカメムシに触れることなく駆除することができます。
駆除方法について一つずつ紹介していきます。
最後にはNGな方法についても紹介します。
1.凍結殺虫剤で駆除
凍結タイプの殺虫スプレーは、カメムシが悪臭を放つ前に凍結させることができます。
殺虫剤特有のにおいやべたつきがないので、後処理が楽です。
2.ペットボトルで捕獲機を作って駆除する
ペットボトルで捕獲機を作り、簡単に駆除する方法です。
YouTubeなどで詳しい作り方が動画で紹介されていますので検索してみてください。
これなら悪臭を放つ前に捕獲できるうえに触れることもないので、とてもいいですね。
NGな駆除方法
カメムシは刺激を与えたり叩いたりして潰して駆除しようとするとカメムシ特有の悪臭を放つため大変なことになるので、そういった駆除方法はNGです。
しかもその悪臭は壁や床に残るだけでなく、触れた箇所が炎症を起こす可能性があります。
そのためカメムシは刺激を与えたり潰したりすることはせずに駆除することが必要です。
また、駆除したあとに掃除機で絶対に吸ってはいけません。
カメムシ特有の臭いが掃除機の排気に乗って部屋中に充満します。
以前カメムシの死骸に気付かず掃除機で吸ってしまったことがあり、大変でした…。
カメムシの効果的な対策はある?
カメムシが洗濯物とともに家の中に入ってきてしまう…というのはよくある話ではないでしょうか?
効果的な対策を6つ紹介します。
- 除草する
- 洗濯物は室内に干す
- 夜は外に光が漏れないようにカーテンをしっかり閉める
- 窓の隙間やドレンホースなど隙間をふさぐ
- 忌避剤を吹きかける
- 防虫剤を散布する
それでは、一つずつ紹介していきます。
1.除草する
カメムシは草木を好み、特に雑草が多いところでは繁殖しやすいです。
そのため自宅に庭や菜園などがある場合はしっかりと除草して繁殖させない工夫が必要です。
2.洗濯物は室内に干す
カメムシは「白い色(明るい色)の服」や「温かいところ」を好みます。
よく洗濯物にカメムシがついているのはこういったことが原因のようですね。
カメムシは叩いてもなかなか落ちてくれないこともありますので、白い服は特に室内に干すことが一番の対策かも知れません。
我が家のハンガーは白なのですが、毎年カメムシが多い時期になると毎回カメムシが付いています。
原因はこれか!と納得です。
3.夜は外に光が漏れないようにカーテンをしっかり閉める
前項でも書きましたが、カメムシは明るいところを好みますので、部屋の光が漏れないようにすることで集まりにくくすることができます。
LED照明に変更をすることも効果的です。
4.窓の隙間やドレンホースなど隙間をふさぐ
カメムシはわずか2㎜の隙間からも部屋に侵入することができます。
そのため、わずかな隙間でもテープなどでふさぎましょう。
5.忌避剤を吹きかける
カメムシはミント系の香りを嫌います。
ハッカ油と水を混ぜて網戸や窓に吹きかけるなどすると効果的です。
自然由来でゴキブリなど他の外注対策にもなるのでおすすめです。
6.防虫剤を散布する
カメムシ大量発生の原因は?
カメムシの大量発生の原因はいくつか考えられますが、その中で2つ紹介します。
- 暖冬
- 花粉が多い年は大量発生しやすくなる
それでは、こちらも一つずつ紹介していきます。
1.暖冬
カメムシは越冬をする虫です。
寒さに弱く冬場は温かい場所で過ごしていますが、それでも冬の寒さに耐えきれず死んでしまう個体も少なくありません。
しかし、冬が温かいと凍死するカメムシが少なくなり、大量発生につながります。
2.花粉が多い年は大量発生しやすくなる
カメムシはスギやヒノキの実を餌として好み、その場所で卵も産みます。
スギやヒノキの花粉が多いと実をつける割合が多くなるため、カメムシが成長しやすくなるということが考えられます。
そのため、花粉が多く飛散する年はカメムシが大量発生しやすい傾向にあります。
まとめ
今回はカメムシの大量発生はいつまでなのかと駆除方法や効果的な対策についてお伝えしました。
- カメムシの大量発生は11月ごろまでで、特に9月〜11月にピークを迎えます。
- 駆除方法は2つ、凍結殺虫剤かペットボトル捕獲機がおすすめです。
- 効果的な対策は6つご紹介しました。
- カメムシの大量発生の原因として暖冬と花粉の量が関係しています。
悪臭を放ちとても厄介なカメムシ。
駆除方法と効果的な対策を確認してカメムシの発生に備えたいですよね。
我が家も毎年カメムシには悩まされているので、いつも見つけると外に向けて指で力いっぱい弾いていましたが、今年はペットボトル捕獲機を作って備えたいと思います!
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